就業体験
高等部1年生は福祉事業所に見立てた校内就業体験を2日間の日程で行いました。 福祉事業所の一日の流れを想定し、パソコンへのデータ入力や軽作業、健康活動やリラクゼーション等、生徒の実態に応じてさまざまな活動を行いました。次年度の校外就業体験に向けて、また卒業後の進路に向けて良い経験となりました。
2年生は就業体験に向けて、生活単元学習や総合の授業を通して、自分の将来について真剣に考え、就労継続支援B型や生活介護事業所など、1~2か所の施設を体験しました。実習中は、事前に決めた目標に向けて、作業を頑張る姿やコミュニケーションを積極的に取る姿を見ることができました。 実習を終えて、自分の体験したことを周りと共有することで、卒業後にどのような生活を送りたいか、自分の将来を具体的にイメージする良い経験となりました。
校外体験学習
長久手市にあるトヨタ博物館に行ってきました。クルマ館にはガソリン車の誕生から約100年間の自動車の歴史をテーマに、各国で製造された自動車約140台が展示されていました。文化館には、ポスターや自動車玩具、カーマスコットなど自動車にまつわる文化資料がたくさん展示されていました。クルマの歴史やものづくりを支えている人の想いに触れることで、多くの学びを得ることができました。
校外体験学習でグランドボウルに行きました。それぞれの方法で球を転がし、ボウリングを楽しみました。お弁当を食べたあとは、1階のゲームコーナーでプリクラを撮ったり、ゲームをしたりと、楽しい思い出がたくさんできました。
修学旅行
1泊2日であいち航空ミュージアムと常滑市のINAXライブミュージアムに行きました。あいち航空ミュージアムでは、展望デッキから飛行機が飛び立つところを実際に観ることができました。INAXライブミュージアムでは、世界中の美術品を見学しました。学校生活最後の修学旅行で、友達との楽しい思い出をたくさんつくることができました。
文化発表会
高等部2年生では、「学校へ行こうin岡特2023」と題し、プロジェクターで映し出した校舎を背景にして、4月から学んだことやできるようになったこと、自分の思いなどを発表しました。
また、生徒同士で協力してデカルコマニーの制作を発表し、第2学年の一体感を披露することができました。
交流及び共同学習
高等部では、岡崎東高等学校と毎年交流を行っています。
本年度の交流会は7月と12月に行いました。
7月の交流会では、岡崎東高等学校から本校に来校し、校舎を案内しながらウォークラリーを行いました。
12月の交流会はオンライン交流で行い、的に入った点数を競うターゲットボッチャを行いました。交流会の最後では、メッセージカードを交換し合って、本年度最後の交流会を楽しみました。
高等部の授業風景
生活単元学習
「野菜を育てよう」の単元を行い、いろいろな野菜を育ててきました。トマトやピーマン、ナス、大葉、ヘチマ、さつまいも等の苗や種を植え、水まきや雑草取りをしながら大切に育てました。秋にはみんなでさつまいも掘りをして、収穫したさつまいもは調理実習で蒸し芋にして試食しました。
作業学習
作業学習では、窯業、革工芸、ペットボトルキャップの仕分け作業に取り組んでいます。生徒によっては補助具を活用しながら、よりよい製品の完成に向けて取り組んでいます。根気強く作業を続けることで達成感を味わい、さらに向上しようとする気持ちは高等部卒業後の進路先でも大事な力となります。